パワハラ加害者の正体とは?人格の高い人は人をけなしたりしないという話

こんにちはHideoです。

 

マリー=フランス イルゴイエンヌさんの

「モラルハラスメントが人も会社もダメにする」という本は

パワハラ被害者必読の書です。私はこれで心を整理することができました。

 

私がマリー氏の書籍をパワハラ被害者に強くお勧めする理由は、「自分が悪かったのではない」という確信を得られるからです。

 

心理学的に、人をけなしたり精神的ダメージを与える人は、自分では対処できないストレスや責任を抱えているそうです。

 

人を卑下することでしか自分の精神を保てないのです。よって「自分が悪いのでは」などと反省することもありません。

 

そうしたパワハラ加害者のことを、マリー氏は「自己愛的精神変質者」と定義しています。

 

本を読み進めると、まさに私の嫌がらせしてきた上司に当てはまることばかりでした。

上司は若手の飲み会にも誘われず、陰では変なあだ名を付けられて呼ばれていたようです。

だけどそんな鬱憤をはらすのに私を利用すべきではありません。

 

また、先日中居正広さんの「中居の窓」を見ていたとき、心理学者の方が興味深いことをおっしゃっていました。

 

その日の放送は、「関東6県対決」。心理学者たちが「どの県の出演者が一番自分の県を愛しているか」を検証した結果、埼玉県民の土田晃之さんが選ばれていました。

 

その理由は、「ネガティブなことも口にしていた」からだそうです。自信のある人は自分を誇示せず、ネガティブなこともさらけ出せるというのが心理学的見解のようです。

 

こちらもパワハラ加害者の心理につながるかな、と思いました。私の上司がそうなのですが、口を開けば「俺はすごい」「お前とは違う」など自分をたたえることばかり。でも本当に能力が高ければそんなことは言わなくてもすぐわかりますよね。あえて口にするのは、言わなければわかってもらえないと思っている証拠です。実際私の尊敬する方々はとても謙虚で礼儀正しいです。困っていることがあれば飛んできてくれる、強くて優しい方々です。

 

人格とは自分より立場の弱い人に対する態度に現われる、とよく言いますよね。パワハラ加害者は人格が低いのです。もちろん歩み寄ろうとする態度が大切ですが、あまりにも相手が話が通じない、明らかに悪意を感じると判断される場合、一人でなんとかしようとしないでくださいね。振り回されると心を壊してしまします。誠意を持って接しても、残念ながら心が通わない相手もいるのです。

 

可能であれば証拠を集めて更に上の上司に相談したり、時には職場を離れることも逃げではないと思いますよ。「こんな会社では働きません」という意思表示ですから。