【ネタバレ】昼顔・映画のラスト、結末の感想はホラー!/主題歌/サントラ情報も。

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6月10日(土)公開の昼顔、早速見てきました!

 

ドラマファンだった方も多いのではないでしょうか。

 

紗和ちゃんと北野先生の純愛の結末が気になる終わり方でしたよね。

 

今回は吉瀬美智子さん演じるリカコの話は描かれていませんが、ドラマファンに反響の多かった、上戸彩のナレーション、立ちこぎもバッチリ描かれており、紗和、北野先生と一緒にいっきに3年前の思いが戻るような感覚に襲われます。

 

ラストは衝撃でした!ネタバレ中心なので映画館で見たい方は注意して下さいね。

 

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それでは肝心のネタバレ内容には入ります。

 

主な登場人物


木下紗和/上戸彩
北野裕一郎/斎藤工
北野乃里子/伊藤歩
杉崎尚人/平山浩行

 

海辺のレストランでの出来事

始まりはドラマで紗和と北野先生が交わしたもう2度と会わないという合意書の文章から。それぞれを甲、乙と表現されているところが事務的で強制力のある印象を受けます。

 

紗和のナレーションと共に、結婚指輪をした2人の手が描かれています。

 

場面は変わり舞台の美浜町。

 

その名の通り美しい海辺に沿って広がる小さな町です。

 

ここで紗和は杉崎(平山浩行)がオーナーを務める海辺のレストランの面接を受けます。

 

東京からわざわざ小さな町に越してきた理由をそれとなく聞かれますが、紗和は「海が好きだから」とちいさな嘘をつきます。

 

ほどなく採用されるとおなじみの自転車で小さなアパートに帰ります。ドラマでは紗和ちゃんの自転車立ちこぎが印象に残った方が多いようですから懐かしい光景ですね。

 

小さいけれど小綺麗で新しい部屋です。

 

「海が好きなんて嘘。知り合いがいなければどこでもよかったんです。奥さんの元に戻ったあの人のことはすっかり忘れたつもりでいました・・・。」

 

小さい1人用の冷蔵庫が質素な暮らしを物語っているようでした。

 

その後気の強そうな厨房の年上の女性と若くてフランクな店員に引っ張られるように仕事をたたき込まれて汗まみれの忙しい日々が始まります。

 

そんなある日仕事が終わった後家で扇風機の風にあたりながら疲れを癒やしていると、テーブルに置いてあったチラシパラパラと音を立てて飛んでいく音がしました。

 

ふと目をやるとカナブンでしょうか。

 

緑色の虫がとまっているチラシに懐かしい「北野裕一郎」の文字が・・・!

 

蛍についての講演を行うお知らせのチラシでした。その瞬間北野先生の手に触れられたぬくもりがフラッシュバックのように蘇ります。

 

思いを経ちきるように一度はチラシを丸めて外に捨てた紗和ですが、外に行くと自分が丸めたチラシが足下にあたります。

 

講演会に参加後に・・・。

 

そのチラシを拾って講演会に参加することを決めたように決意に溢れた顔を見せます。

 

当日、ワンピースに口紅をさしてオシャレして講演会に行こうとする紗和ですが、鏡に映った自分を見ていつもの等身大の格好に着替え直します。

 

ジーンズにスニーカー。ドラマでも見た紗和ちゃんスタイルです。

 

会場に行くと講演はもう始まっていてドア越しに北野先生の声が聞こえます。懐かしさに愛しさが蘇ってくるようです。

 

こちらはクランクインのシーンだったようで、上戸彩も時が蘇るようだったと発言しています。

 

こっそりと会場に入り、顔をハンカチで隠して北野先生の話を聞いている紗和ですが、質疑応答の時、前にいた小学生の集団が当てられて、紗和の姿が北野先生に気付かれてしまいます。

 

紗和の顔を見て明らかに動揺している北野先生。

 

そして、質疑応答の中にさりげなく、美浜自然の里に蛍がいるからそこに行ってみたい」と暗号めいた発言をします。

 

紗和はその後バスでその場所へ行ってみますが、しばらく探しても北野先生は見つかりません。諦めてとぼとぼバスに揺られていると、北野先生が木の根元で何かをしている様子が目に入ります。

 

懐かしいその姿に紗和は思わずバスの窓を開けて北野の名前を大声で呼びます。そしてそれに気付いた北野先生は紗和の乗っているバスに向かって荷物も置いて全速力で走ってきます。

 

間に合うはずもなく駅まで着いてしまった紗和は走って北野を探します。その頃北野も軽トラをおじさんに駅まで乗せてもらって紗和を探しますが、2人はすれ違ってしまいます。

 

結局会えずにその日は終わり。北野先生は乃里子の待つ家へ帰ります。心ここにあらずといった感じの北野。一気にベランダで夜空を眺めながらビールを流し込みます。

 

その後、紗和は北野に会った小川へ行くようになります。同じくその小川に通うようになった北野先生にそこでついに再会しました。

 

蛍を必死に探す北野に気付くも気付かれるまで笑って見ている紗和。そしてやっと気付いた北野と言葉を交わします。「会っては行けないからこれは独り言、元気そうでよかった。」と紗和。「ずっと心配してた」と北野が続きます。

 

その後毎週2人はその小川で蛍を探すようになります。言葉も交わさず、連絡先も交換せずに。

 

帰りのバスの中で窓に「木曜」「3時」と約束を交わすシーンはCMでも描かれていたのでご存知の方も多いですよね。

 

女の勘は鋭い

 

所変わって北野と乃里子のマンションへ。

 

毎週2時間もかかる美浜町へ蛍のためと出かける北野に「ぞっこんね、蛍に。」とつぶやく乃里子。

 

今日も蛍を見に美浜町へでかける北野に向かって赤ちゃんが諦めたわけじゃないから、早く帰ってきて欲しいと笑顔で呼びかけます。

 

その言葉を重く捉えたように、紗和と会うことに後ろめたさを感じるようになります。

 

この日は雨です。

 

約束の時間になっても現われない北野を紗和は濡れながら待っていました。

 

いよいよ帰ろうとバスに乗ろうとしたところに北野が現われます。

 

もう会えないかと思ったという紗和にもう会わないようにしようと北野が切り出します。紗和も同意しますが怒って1人でバスに乗ってしまいます。

 

北野は最後だからと一緒にバスに乗り込み隣に座って駅まで向かいます。

 

そして駅に着いて2人で並んで歩いているとき、大きなクラクションが聞こえます。ここもCMの場面ですね。

 

乃里子が車で美浜町まで来ていたのです。

 

時が止まったように2人は立ちすくみます。

 

雨に濡れた体を2人とも拭かないまま、乃里子に美浜ホテルという地元のビジネスホテルらしい古いホテルに連れてこられます。

 

蛍を見ていただけという2人に乃里子は悪いことしていないのに自分が悪者みたいだと更に激怒します。

 

そして、ここで目の前で結ばれれば諦めがつくという無茶難題を押しつけ困惑する2人につかみかかります。

 

北野にここで一緒に帰れば今日見たことは忘れてあげると切り出しますが、先にその場に耐えきれなくなった紗和が部屋を飛び出します。そしてそれを追いかける北野・・・。

 

そんな夫を見て乃里子はテレビを付けて泣いてしまうのでした。

 

その後、北野は紗和に今度こそちゃんとするから信じて欲しいと言い残し電車で乃里子の元へ帰って行きました。

 

二人暮らし

 

程なくして北野は紗和のアパートで一緒に暮らすようになりました。

 

蛍を探しにいったり、自転車で海辺を走ったり幸せな日々を過ごします。

 

ベッドの上ではしゃぐ2人。そして北野は紗和のアパートでできるだけ早く籍を入れたい、弁護士にもそう話してあると優しいまなざしで紗和に伝えます。

 

勤め先の女従業員も北野のことを「眼鏡君」との愛称をつけて呼び、紗和も未来の旦那さんと北野のことを幸せそうに話します。

 

そんな様子を無言で聞く年上の女従業員。そして紗和が気になるオーナーもはしゃぐ紗和と北野のことを複雑な目で見つめます。

 

ある日、北野は今日は遅くなると言い残して出勤していきます。

 

しかし帰るころ、職場の大学からFAXが。休暇中失礼しますとの一言に今日は休暇を取っていることに気がつきます。

 

帰宅後、FAXをカバンに置いて隠そうとする北野に紗和は疑念を抱きます。

 

杉崎との出来事

 

ある日、勤め先の杉崎のレストランにひょっこり現われて杉崎とお酒を交わすことになりました。

 

そこで杉崎は東京で働いていたが奥さんが亡くなって、地元に戻ってきたと聞かされます。身の上話をして2人が少しずつ打ち解けていきます。

 

ある日紗和は意を決して今日も遅くなると言う北野の後をつけていきました。

 

そこで北野と乃里子が楽しそうにドライブをしているところを目撃してしまいます。とっさに顔を背けますが、乃里子と目が合ってしまいました。

 

家に帰って行っていないはずの飲み会の話をする北野に紗和は見えないように涙します。

 

紗和は海で杉崎と会うようになっていました。

 

そして実は不倫していて彼に奥さんがいることを打ち明けます。

 

気持ちを吐露してスッキリしたような紗和でしたが、次の日、勤め先の女店員から不倫して逃げてきたと町中で噂になっていると聞かされます。

 

軽蔑の目に戸惑っていると杉崎がホームページ用の写真を撮って欲しいと紗和を海へ連れ出します。

 

そこで全てを敵にしてでも貫いたんだろうと背中を押されますが、その夜北野に杉崎と海で会っているところを見たと指摘されてしまいます。

 

乃里子と会っている北野に不満がある紗和ですが、気持ちを抑えて気まずくもなんとか事を収めます。

 

その後、また杉崎と海で会っていると杉崎から実は自分が紗和が不倫していたことをばらしたと告白してきました。

 

そこで実は奥さんは死んだのではなく、自分の部下と不倫して杉崎は会社を辞めざるを得なかった、不倫はいろんな人を傷つけると強い口調で紗和を責めました。

 

紗和は無言でその場を後にします。そしてその後、杉崎が紗和の帽子を持っていたことで北野がまた紗和と杉崎が会っていたことを知り、紗和と口論になります。

 

紗和も乃里子と会っていることを指摘して怒り出してしまいました。2人は仲直りできないまま眠りにつきます。

 

紗和の想いが実現してくが・・・

 

次の日、紗和は意を決してどこかへ出かけていきました。

 

そして北野も杉崎に会いにレストランへ向かいます。離れたテーブルで2人で飲み物を飲みながら話します。

 

杉崎に東京を出てきたことを指摘されると北野は、大切な人がいるならどこだって都になると強い視線で言い放ちます。

 

一方紗和も一人で乃里子の住んでいるマンションに向かっていました。

 

部屋に向い入れられると、なんと乃里子は車いすでキッチンにいたのです。そこで、階段から転んで今は車いすだけど、いずれ治ることと北野は乃里子の買い物など身の回りの世話をするために乃里子と会っていたと聞かされます。

 

乃里子はもう離婚は決意しており親を説得している最中だとなかなか籍が抜けない旨を穏やかな笑顔で詫びてきました。

 

紗和は車いす姿の乃里子にとまどいながら精一杯お詫びをして、乃里子も謝罪を受け入れ、北野先生との仲を認めて貰いました。

最後に乃里子は北野とは同業でこれからも会う機会があるかもしれないから、これから先も「裕一郎」って呼んでよいか訪ねます。紗和はそれはいやときっぱり拒否。乃里子は笑って承諾します。何気ない会話ですが、これが後ほど運命を左右する重要な一言に・・・。

 

その日、紗和は北野に乃里子に会いに行ったことを話しお互い疑念が晴れます。数ヶ月後とのテロップと共に蛍を探しに行ったシーンが流れます。

 

また穏やかで幸せな日々が戻ってきました。

 

そんな日が続いたある日、北野は乃里子に会って離婚届を受け取ってくることを紗和に告げます。

 

そして次の日籍を入れて思い出の蛍の小川で2人だけで結婚式を挙げようと約束します。

 

結婚指輪はいらないという紗和でしたが北野はどうしてもと結婚指輪を買い、2人で蛍を探した小川にある百葉箱に隠しておきます。行ってきますとほほえむ北野を紗和は幸せそうに家の前で見送りました。やっと長くて苦しい不倫の恋から正式な夫婦になれる明日を心待ちにして・・・。

 

その日は町の夏祭りでした。

 

市場であじを買う紗和に勤め先の女性従業員が声をかけます。

 

女性従業員はあるところに招き入れました。

 

そこには仕込みをしているオーナーがいました。

 

オーナーは紗和と結局謝らなかった元奥さんを重ねて悪いことをしてしまったと謝罪してきました。

 

紗和も自分はたくさんの人を傷つけたからと謝り2人のわだかまりは溶けていきました。

 

その後、女性従業員の2人に紗和は昼顔柄の浴衣を着付けて貰います。

 

2人とも打ち解けた様子でこの町には上手に盆踊りが踊れるといい事が訪れるというジンクスを聞き、北野の帰りと明日の入籍を心待ちにしていました。

 

その頃、歩けるようになった乃里子から離婚届けを受取り、北野は乃里子に駅まで送って貰います。

 

結末・最後

 

車中で乃里子は穏やかに紗和と入籍することを聞いていましたが、「私は裕一郎が幸せなら」というと、何か張り詰めたモノが切れたような表情に変わります。

 

 許していたと思っていたけど、気持ちが抑えられなくなった乃里子は車を暴走させます。

 

もう名前も呼べないなんて・・・。とつぶやきなぜ私じゃなくて紗和さんなのか問いただす乃里子。北野はなんとか乃里子を落ち着かそうと必死になだめます。

その頃紗和は町のみんなと楽しく盆踊りを踊っています。真夏の夜空には大きな花火が上がります。北野の帰りを待ちながら。

北野はわからない、ただ紗和が好きなんだと言ったところで暴走した車はガードレールを激突し崖から落ちてしまいました。

 

紗和は警察署で遺体の損傷が激しいから見ない方がいいと警察に告げられ北野の遺体の入った棺桶と対面します。

 

泣き崩れる紗和に警察は事故の説明をします。

 

そこで北野は即死、妻の乃り子は助かったと聞かされます。

 

妻と言う言葉を受けられない紗和は指輪はどこにあるのか問い詰め警察に制止されてしまいます。

 

後日紗和は退院する乃里子の病院の前に黒い服を着て立っていました。

 

両親とともに病院を後にする乃里子と目が合い2人はバスに乗ります。指輪の行方を聞くも乃里子は知らない様子。

 

最後に乃里子に私が殺したと思っているんでしょう、あなたが殺したのよ。私はあなたを一生恨むと鋭い目つきで言われます。

 

指輪は見つからないまま紗和は憔悴しきって電車で美浜町まで戻ってきました。

 

そこで、線路にヒールが挟まり線路に転んでしまいます。

 

2つの緑の信号が蛍に見えて光りに向かって歩いて行きました。

 

しかしその光は赤に変わってしまいます。

 

力がなくなった紗和は線路に横たわります。そして蛍が紗和の左薬指に止まってお腹の辺りを飛んでいきます。

 

もうこのまま命を投げ出してしまおうとも思いましたがいよいよ電車が近づくと、最後の力を振り絞って誰もいないホームによじ登ります。

 

鋭い目で前を向いて歩いて行きました。

 

生き残った意味を知ったのは季節が変わる頃だったこと。

 

新しい命を授かり、その子の鼓動が北野の鼓動と重なること、神様がまた強くしてくれた旨の紗和のナレーションが入ります。

 

数年後のシーンでしょうか。

 

紗和と北野が蛍を探した小川にはたくさんの子供達が遊びに来ています。

 

そこで北野に似た眼鏡をかけた1年生くらいの少年が一人、壊れた百葉箱から北野が買った指輪を拾い、好きな女の子の薬指にはめてあげました。

 

感想

衝撃の結末でしたね。なんとか紗和と北野に純愛を貫いて欲しい。でも不倫の結末をハッピーエンドにはできないという制作側の思いが感じられたのは私だけでしょうか。

映画『昼顔』サウンドトラック

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