思ったより壁は高くない!英語が苦手な30歳がTOEIC600点突破に必要な期間はたったの6ケ月だったという話

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こんにちは、TOEICスコア630のHideoです。

本日は英語が苦手だけどどうしても勉強しないといけないという私と同じ境遇の方にオススメの勉強法をご紹介致します。

私の勉強法はTOEIC915点ホルダーの妻と二人三脚で作り上げたものです。

今までどの勉強法を試してもTOEICスコアが上がらない・・・。

そんな人は是非Hideo式TOEICスコア600点突破法をお試しください。  

私のブログにご来訪いただいた方は「TOEICの勉強をしているけど中々スコアが伸びない」「リスニングってどうやったら聞き取れるようになるんだろう?」「リーディングの問題は最後まで問題を解けないよ」などを思われているのではないでしょうか?

私は英語が大の苦手でした。

でも、会社の昇進試験でTOEIC600点をどうしても取らないといけないことになり、TOEICスコア915点ホルダーの妻に勉強法を相談しTOEIC600点突破のための勉強法を綿密に作りました。忠実に6ケ月間1日2時間の勉強を続けた結果、490点→525点→630点までスコアを上げることができました。

本日は、その勉強法をお伝え致します。

ご興味いただける方は是非読み進めください。

英語が苦手な人がTOEIC600点を突破することはとても難しい。

短期間でTOEICのスコアを伸ばそうと考え「3週間でTOEIC450点突破」という本を買い目標を450点に定めました。その本を買った当時はTOEICスコア240点位でしたので目標210点UPです。3週間で終わらせる内容に半年間もかかってしまいましたが・・・結果は450点を超える490点でした!当初の目標であった450点を超えることができましたが、それがキッカケで燃え尽き症候群になり半年間ほど何も勉強をしない期間を過ごしてしまいました。そんな時にいきなり会社で次の昇進試験からTOEIC600点が必須となり再度TOEICの勉強を本格的に始めないといけない状況になったのです。

一般的にTOEIC600点は英検2級レベルと言われています。

英検2級のレベルとは英語検定の公式サイトには下記が書かれていました。

英検2級

使える英語で世界へ

  • 大学入試レベル
  • 2級から海外留学
  • 履歴書で評価される
  •  

「使える英語で世界へ」というキャッチフレーズを見て私は絶対TOEIC600点を取得することは難しいと思ったことを今でも覚えています。

2級から海外留学というフレーズを見ると高校時代に英語がそこそこできた人でさえ難しいレベルと感じるのではないでしょうか。

私が半年でTOEICを490点から630点に伸ばすために頼ったのは身近にいた妻でした。

妻は中学時代から英語が好きでTOEIC915点ホルダーです。単刀直入にどうすれば「半年でTOEIC600点を取得できるか」を聞きました。そうすると、TOEICにはコツがあるということを教えてもらいました。

TOEIC915点ホルダーの妻の証明書

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そのコツとは「TOEICはテストの形式が確立されているので、各パートごとに解き方を徹底的に頭に入れた上で勉強をするということ」でした。

各パートの問題がどういう問題なのかはざっくり理解していましたが、解き方を徹底的に頭に入れた上で勉強するということは意識していませんでした。

問題の解き方を徹底的に頭に入れ意識しながら勉強を始めると、今までの勉強法が明らかに間違っていて、正しい勉強法をしないとスコアは伸びにくいということを身に染みて感じるようになりました。具体的にいうと正答率が上がっていったのです。

そして、6ケ月間1日2時間の勉強を続けた結果、140点UPの630点のスコアを取得することができました。

私のように英語が苦手な人でもTOEIC600点は決して不可能なレベルではありません。

それでは、私が行った勉強法をご紹介致します。 

TOEIC600点突破・・・まずが自分の英語力を把握しよう!

最初にすることは自分の英語力を把握することです。

TOEIC600点は高校の英語を理解することができればスコアを取得することができるレベルです。私は大学を卒業しておきながら中学英語の文法すら自信が持てませんでした。そんな状態で独学でTOEICの勉強をしていたので時間を相当無駄にしていたと今になって思います。遠回りに感じるかもしれませんが、英語の基礎をある程度身につけておいた方がTOEICの問題が解けるようになります。最初に英語の基礎を固めることがTOEIC600点を目指す近道です。あなたは中学英語は大丈夫と自信を持って言えますか?胸を張って言えなければ恥をしのんで中学英語からやり直しましょう。私は妻に「A、B、Cからやり直せ」と言われました・・・。

中学英語のレベルからスタートの人が本気でTOEIC600点を狙う場合、1日最低でも2時間は英語を勉強する時間を確保しましょう!

私の経験ですと1日の勉強時間が1時間では少ないです。勉強している時間に比例して集中力も高まり高まった時の勉強が英語の力を伸ばすものだと私は思っています。

中学英語が苦手な人向けTOEIC600点勉強法

中学時代から英語が苦手だった人は、英語の基礎力がついていない人がほとんどでしょう。そんな方にオススメする勉強法は「英単語」を覚えることだけに集中することです。TOEIC対策の問題集を始める前に基礎力をつける英語の勉強から始めましょう。中学レベルの英語が分からない方はTOEICの本格的な問題集に手を付けてもほぼ分からないことだらけですので間違いなく挫折します。(私は3日持たずに挫折しました・・・。)

一番最初に行う勉強は英単語力を鍛えることです。

単語が分からなければ聞くことも読むこともできないからです。

単語帳は一つで十分です。オススメはキクタンTOEIC600点

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スマホのアプリ検索画面で「キクタン 600」と検索していただければでてきます。

無料お試し版からダウンロードされることをオススメします。

単語帳はこの1アプリで十分です。

普段スマホでネットサーフィンする時間を単語暗記にあてましょう。

このアプリにはTOEICで重要となる1,120語入っています。

1ケ月でこの単語は全て覚える努力をしましょう。

とても覚えやすいように作られているアプリです。

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どんどん覚えていけます。

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分からなかった単語を重点的に覚えることができる機能がありますので安心です。 

 

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英単語を8割以上覚えることができれば、次に英文法の勉強に入りましょう。

英語が苦手な人は大体英文法が苦手で中学の英文法を理解していません。

(私がそうでした・・・。)

英文法は暗記だけでも問題を解くことができますが、

構造を理解すると応用力がつきます。

応用力があると分からない文法の問題も消去法で解きやすくなります。

 

そのためにも、中学レベルの英文法の理解は必須です。

中学レベルの英文法の勉強にオススメの参考書は、「中学英語をもう一度ひとつひとつ分かりやすく」です。

 

この参考書は、本当に丁寧に、丁寧に英文法を解説している本なので英語学習初心者でも十分勉強できます。中学レベルの英語の理解が進めば、高校レベルの英語の勉強を開始しましょう。長文読解は、中学レベルの英文法とキクタンTOEIC600で覚えた単語があれば解けるようになります。

 

英単語と英文法をしっかり身につけることが英語が苦手な人にとってTOIEC600点を突破するための重要な項目となります。

 

英単語と英文法に費やす時間の目安は2ケ月としてください。

学習の進捗は個人差があると思いますので習熟度が確認できてから焦らずに勉強を進めてください。英単語と英文法に自信がない状態であれば復習することに時間を使いましょう! 

高校英語が苦手な人向けTOEIC600点勉強法

あなたの英語レベルが高校レベルまでくればTOEIC600点にグッと近づきます。

中学英語の学習を終えた人でも元々英語が苦手な人は高校英語の学習をし始めるとで挫折してしまいがちです。というのも難易度も上がるからです。

でも、大丈夫です。焦らずに地道にコツコツと学習を進めていきましょう。

 

英単語は引き続きキクタン600で覚えていきます。キクタンには単語を使った例文という機能があります。この例文を使って単語を覚えていきましょう。

この学習を進めていけば覚える英単語数がグッとあがります。

単語はこのキクタンアプリで十分です。現に私はこのキクタン600でTOEIC600を超えましたので問題ないことを証明しています。

 

キクタン600の良いところは、学習の進捗度をアプリが管理してくれることと復習単語を勝手にピックアップしてくれること、勉強しようよ~と通知してくれることです。

 英単語を覚えれば例文を暗記することに挑戦できますし、英単語も例文も音声付きですのでリスニングのトレーニングにもなります。1ケ月続ければ単語が覚えていることに驚くはずです。

 

英文法「Forest」や「一億人の英文法」が有名で良書ですが、TOEIC600点を突破するのに必須ではありません。本が分厚く英語がそもそも苦手な人が勉強すると挫折してしまうと思います。私は立ち読みはしましたが購入していません。

英文法をしっかりと理解したい人であれば辞書代わりに使用してみると良いかもしれません。

 

英単語と英文法の基礎の勉強が終われば、次は長文読解の勉強をはじめましょう。

ここまで学習が進めば、長文読解を読むスピードも上がっていることを実感できるようになります。ここでお伝えしたいことは英文読解が苦手な人も徐々に能力は伸びていくので焦る必要はありません。私も苦手でしたが慣れると少しづつ解けるようになっていきました。大切なことは諦めずに続けることです。それでは、長文読解に対策をしていきましょう。

 

TOEIC600点突破のための参考書と勉強法

英単語と英文法の基礎を固めることができれば、TOEICの問題を解くための土台ができあがっています。ここからは私が実践したTOEIC600点突破に絞った勉強法をお伝え致します。

TOEIC600点を突破するコツは確実に点数が取れるパートを重点的に勉強することです。TOEICは各パートごとに特徴があります。

今までの勉強を活かすにはパート5とパート6になります。

短文の穴埋めなどの文法問題が中心のパート5とパート6は、私がオススメする問題集を徹底的に勉強すれば確実に点数が取れるようになります。

オススメの参考書は「TOEICTEST公式プラクティスリーディング編」と「1駅1題 新TOEIC TEST 文法 特急」です。

 

TOEICテスト公式プラクティス リーディング編

1駅1題  新TOEIC TEST文法特急

TOEICTEST公式プラクティスリーディング編は各パートの攻略法も学びながら学ぶことができます。まずはこれ1冊を完璧にできることを目標にしましょう。

これが終われば、「文法 特急」に挑戦することをオススメします。

この本はTOEIC対策のベストセラー本です。スコアに合わせて学習することが可能です。解説が少しわかりにくいためTOEIC600店以下の学習者には難しい面がありますが、重要な問題も多く自分の英語力を試すにはもってこいの参考書です。

また、英文法の問題は、文法の法則を理解しておけば解ける問題も多いので本当に文法を理解できているか試すこともできます。とにかくゲーム感覚でチャレンジしていただくことをオススメします。

TOEIC パート1、パート2の対策

 TOEICで600点を突破するためには、確実に取れる問題で点数を稼ぐことがカギとなります。パート5、パート6の対策が終わればパート1、パート2の対策を始めましょう。慣れれば得点しやすいのがリスニングのパート1、パート2です。

 

TOEICのリスニングは、映画、テレビ、ラジオで聞こえてくるネイティブの英語よりもスピードが遅く聞き取りやすい英語にしてくれています。

しかし、そもそも英語に慣れていない人が聞くと、そのスピードにも慣れていないので何を言っているのか分からないと思います。

しかし、英語の基礎力があれば聞き取れるようになりますので安心してください。

 

キクタンのチャンツ機能を使って毎日リスニングをすれば、かなりリスニング能力は上がります。

キクタンも一般的な英会話のスピードよりも会話よりも遅いですが、綺麗に発音をしてくれているのでTOEICのスピードに近いです。毎日聞いていればそれだけでTOEICのリスニング対策になります。

 

妻から勧められた参考書でオススメできるのに「どんどん話すための英作文トレーニング(CD BOOK)」があります。

短い文章を聞いて意味を理解する勉強はTOEIC向きの勉強法です。

聞き取れたフレーズを英語のまま理解できる力をつければ、TOEICのパート1、パート2の対策もできます。

 

このパートは短い会話の理解が重要になります。焦らず答えを導く為のキーワードとなる単語を聞き逃さないように注意しましょう。

 

TOEICの参考書を何回も繰り返し解くことでパート1とパート2はTOEIC600を突破できる点数は取れるようになります。完璧に聞き取りができなくてもTOEIC600点は突破できます。地道に頑張りましょう!

パート3・4・7の対策

 TOEICのパート3・4・7は、TOEIC600点突破の勉強を進めて行く上で大きな壁です。というのも、他のパートに比べてレベルが上がるからです。特にパート7は長文形式の問題ですので苦戦する方が多いと思います。現に私もかなり苦戦しました。しかし、問題の傾向さえ感覚をつかむことができればそれほど恐れるものではありません。

 

TOEIC600点としうのは確実に得点できるパートを固めて、600点を目指すというのが戦略となります。2ケ月以上英語の勉強に取り組んできた人であれば全く歯が立たないということはありません。簡単な問題は解くことができます。

 

TOEIC600点を目指す方は完璧な対策をする必要はございません。

特にパート3・4・7は繰り返し問題を解くことさえしていれば自然と問題を解けるようになります。もちろん時間に余裕があればじっくりと各パートの対策をすべきでしょう。しかし、TOEIC600点突破にこだわるにはここからは過去問題集の繰り返しの勉強を主体に勉強を進めていきましょう!

 

TOEIC過去問題集を解きまくる

いよいよ過去問題集を解くレベルまで来ました。ここまで勉強すればTOEIC600点を突破できる実力がついています。これから本番と同じ形式の問題を解いて本番に備えましょう。

 

TOICの過去問題集と言えばこれです。TOEICの公式問題集です。

リスニングも似たような問題が出題されることがありますので何度も繰り返し勉強し感覚をつかみましょう。

TOEICテストリアル模試600

TOEICテストの注意点

TOEICを初めて受験する人は下記ポイントに注意しましょう。

 

①時計を持参すること

②消去法を使って問題を解くこと

③マークシートは全部埋める

 

時計がない会場ももしかしたらあるかもしれません。

時計は必須です。

TOEICの試験時間に気をつけること

TOEICはリスニング(45分 100問)、リーディング(75分 100問)です。

相当ボリュームがありますのでこのボリュームに慣れていない受験生は試験時間内に解くことは難しいです。

試験時間に気をつけて、なるべく1問でも多く正解できるようにすることが600点突破に近づきます。

 

過去問題集を時間を計って取り組めば本番と同じ時間感覚を磨くことができます。

過去問題集を解く際も時間を計って解くことをオススメします。

私は最初受けたTOEICはパート7の大部分を空白で残したという失態をしてしまいました。

 

問題は消去法で考えてマークする

TOEICはマークシートですので必ず正解があります。

2択まで絞ることができれば1/2の確率で合います。TOEIC600点レベルであれば

2択まで絞る問題をいかに増やせるかが重要なポイントになります。

 

マークシートは全て埋めましょう

TOEICはマークシートですので問題が全く分からなくてもマークしておけば正解するかもしれません。1/4の確率で正解です。時間がなくなったら全てにマークして空欄を残さずに試験を終了させましょう。運も実力の内です。

 

TOEIC600点突破勉強法まとめ

英語が苦手な人がTOEICで600点を取るレベルに一朝一夕でなることはできません。当然、聞いているだけでは不可能でしょう。現在のレベルにもよりますがTOEIC400点レベルの人ですと1日2時間勉強ができたとしても、半年で600点に到達すれば早い方だと思います。しかし、私が紹介した勉強法を実践いただき各パートの試験対策を頭にたたき込めば効率よくスコアアップをすることができます。

 

TOEIC600点は高校レベルの学習で取得できるスコアです。

TOEIC630点を取得した際に英語ができるようになった実感があったかというと「NO」です。ただ昇進試験にはクリアし、英語の基礎は身についたのでこれから730点、800点、900点と点数を伸ばしていく勉強をしていこうと思ったことを覚えています。

 

TOEIC600点は勉強すれば誰でも取得できるスコアです。地道にコツコツと勉強できるかどうかが大切だと思います。もし、勉強法で何か分からないことございましたらどうぞお気軽にお問い合わせください。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。