パワハラストレスチェックリストは厚生労働省が用意してくれているという話

こんにちは。Hideoです。

私はパワハラにより自律神経失調症になってしまいました。

もっと自分が抱えているストレスに早く気づくことができればと今になって思います。現在は薬で落ち着きブログを執筆することができています。どうすれば気づくことができたのか?これはとても難しいと思います。

パワハラストレスをチェック

個人が自分のストレスをチェックするためのリストです。

パワハラストレスをチェックするのにとても有効だと思いますので

ご紹介致します。

 

厚生労働省 あかるい職場応援団より引用させていただきます。

https://www.no-pawahara.mhlw.go.jp/pdf/checksheet01.pdf

① □ 最近、ひどく疲れているように感じる。

② □ 最近、夜よく眠れないことがある。

③ □ 朝、職場に出勤するのがつらいと感じる。

④ □ 仕事でミスをするのが怖くて、不安だ。

⑤ □ 上司や先輩に叱られることが多い。

⑥ □ 自分は他の人に比べて、上司や先輩に叱られることが多い。

⑦ □ 自分は今の仕事に対して能力が足りないと思うことが多い。

⑧ □なんとなく、周囲の人が自分の悪口を言っているように感じる。

⑨ □職場で疎外感を感じることがある。

⑩ □職場には、信頼して相談できる人がいない。

⑪ □職場では、気楽に日常的な会話をする雰囲気がない。

⑫ □上司の命令や業務上のノルマは絶対だと思う。

 

3 項目以上該当するようなら要注意。5 項目以上該当したら一度臨床心理士や心理カ ウンセラーなどの専門家に相談することをお勧めします。 ハラスメントを受け続けると、自分に自信が持てなくなったり、能力を十分に発揮できなく なったり、うつ病などメンタル不調になる可能性も高くなります。無理をして頑張りすぎず、 早めに、信頼できる人に相談するようにしましょう。

 

パワハラを受けていると気づいていない

皆の前で侮辱するような言葉をかけられても「上司は自分のためを思って指導してくれているので私自身が変わらないといけない」と思い込んでしまうのです。

 

これは、厚生労働省によると、職場のパワーハラスメントは、"同じ職場で働く者に対して、職務上の地位や人間関係などの職場内の優位性を背景に、業務の適正な範囲を超えて、精神的・身体的苦痛を与える又は職場環境を悪化させる行為"のことをいうと定義されています。

 

この「優位性を背景に」ということがパワハラを受けていると気づかせない原因のひとつです。

 

先輩と自分では、業務経験の優位性があり「先輩の言葉遣いはおかしい、そこまで言わなくてもいいのに」と思っていても自分が正しいと思うことが難しいからです。皆の前で侮辱するような言葉をかけられている時に周りもその言葉を聞いておきながら誰も「ちょっとそれ言いすぎだよ」とは言わない。そもそも関わろうとしない。こういった環境から「先輩は間違っている。自分が正しい」と思うことが難しくなります。よってパワハラを受けていることに気づけない訳です。

 

私は、当時を振り返ると11項目あてはまりました。このようなチェックシートの存在を知っておけば早めに専門家に相談できたかもしれません。このようなチェックシートが企業・社会にもっと広まることを強く望みます。