浅倉カンナ VS アレクサンドラ・トンシェバ RIZIN女子グランプリに向けた大事な1戦 2017.04.16 横浜

最近、女子格闘技観戦にハマっています。


4月16日に横浜で行われるRIZINも楽しみで仕方ありません。

 

今回は「現役JKファイター」として有名な浅倉カンナについて紹介します。


時代を担うシンデレラガールとしてRENA、山本美憂に続く注目株の選手です。

 

浅倉カンナとは

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浅倉カンナは元レスリング選手で柔術は青帯を持っていて、女子総合格闘技「VTJ」「DEEP JEWELS(ディープジュエルス)」で頭角を現す。

 

生年月日は1997年10月12日で19歳(2017年現在)
身長158センチ、48キロ フライ級に相当する選手です。

 

本名:浅倉 栞南(カンナ)
出身:千葉県

 

父親が大の格闘技好きなこともあり、その影響で幼少期からレスリングを始め、柔術も学び寝技のテクニックを持ち合わせたファイターです。

 

17歳でプロデビューし今年の3月で高校を卒業したので現役JKファイターではなくなった。得意技はレスリング時代に培ったタックルだ。

Valkirieフライ級王者・玉田育子を判定で破ったことで一気に注目の的となった。


高校生らしく真面目な印象で垢抜けていないところに好感がある。現在、パラエストラ松戸というジムに所属しており、キックボクササイズの講師を勤めている親近感のある選手だ。

 

当然インタビューにも慣れていない様子が垣間見れるが、格闘技と自分の間に何も入っていない透明感のある受け答えが聞いていて応援したくなってしまうキャラだ。

 

RENA、山本美憂に続く時代を担う選手と言われるだけに戦闘能力もTOPクラスだと思う。

 

戦闘能力
タックル ★★★★★
寝技   ★★★★☆
実力   ★★★☆☆
打撃   ★★☆☆☆

 

アマチュア時代

浅倉カンナは先ほど紹介したように父親の影響で6歳からレスリングを始めている。
父親は朝の6時に起こして毎日走り込みをしていたことは近所でも有名だったらしい。


カンナ本人は格闘技もレスリングも嫌いだったと告白している。


父親の口癖は「宿題やるなら懸垂やれ」「遊び行くなら懸垂やれ」といった内容で、学校に先生にもトレーニングの邪魔だから「宿題出さないでくれ」と頼んだという逸話も残っている。


そんなカンナ本人も今こうやって舞台に立てていることに対しては「今があることはお父さんがキッカケ、育ててくれて良かった」とインタビューで答えている。

 

話は戻って次のアマチュア時代の戦績を見ていただくと実力の持ち主であることはお分かりいただけるだろう。

 

【戦績】
2011年クリッパン国際大会38kg級優勝
2011年ジュニアクイーンズカップ中学生の部40kg級準優勝
2012年ジュニアクイーンズカップカデット43kg級準優勝
2013年ジュニアクイーンズカップカデット46kg級準優勝

 

プロ時代

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2014年10月 17歳でVTJでプロデビューしている。

 

1戦目NACHIという選手と戦い判定勝ちでプロ初デビュー勝利を飾り、2戦目は古澤みゆという選手からチョークで1本勝ち。

 

Valkirieフライ級王者玉田育子に勝利した頃から業界で注目されるようになったが、どのような勝ち方だったのかまではニュースなどを調べたが詳しい情報は見つからなかった。

 

格闘技の世界というのはいくら強くても大きな大会に出場しないとニュースにもならないところが辛いところでもある。

 

DEEP JEWELSでも試合を行い、その結果に注目され、昨年末ようやく大イベントRIZINで戦うことになった。

 

VTJでは3連勝した後、1回黒星があったが、その後DEEPでも連勝し満を持してRIINに出撃したものの対戦相手のアリーシャ・ガルシアに負けてしまう。

 

今回は必ず勝つと決めてリングに再び臨む。

 

浅倉カンナの特徴

 

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見た目は、ピュアな少女です。インタビューは高校生なのでたどたどしく、ビッグマウスでもなく、ただ、面白いことを言おうとしている感がビンビンに感じます。性格の良さがあふれていますね。

 

Twitterの更新も多くてとても身近に感じることができるファイターという印象です。これから勝利を積み重ねていけばファンはドンドン増えていくでしょう。

 

選手としての特徴

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浅倉カンナの最大の武器はタックルだ。打撃に関しては攻防共に改善が必要だが、タックルから寝技に持ち込むことができれば一撃で仕留める力を十分に持っている。

 

昨年末のRIZINでは対戦相手は押されている場面が多かったことを対戦後のインタビューで本人も語っているのですが、試合中も冷静に判断しながら戦うことができた印象を持った。

 

これから分析して改善に繋げていくのだろう。

父親からは「終わったから凹んでいる場合じゃないぞ」と言われたことを暴露していることからも父親思いの性格が伺える。

 

総合格闘技の実力は?

昨年末のRIZINでは負けてしまったが、まだ年齢も若いということもあり、これからドンドン成長していくだろう。

 

今のところ、RIZINで戦う実力は未知数だが4.16の試合の注目の1戦だ。

 

アレクサンドラ・トンシェバとは

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出身:ブルガリア
生年月日:1991年7月24日
身長:162センチ 体重48キロ

 

合気道を12年にわたって学んでいることが特徴の総合格闘家。アグレッシブなファイターで有名で一撃必殺ロシアンフックの特技を持っている。

 

MMAでは世界王者の実績もあることからキャリアとしては浅倉よりも上手の相手だろうか。

 

RIZIN女子グランプリに向けて

アレクサンドラ・トンシェバに勝利することができればRIZIN女子グランプリに出場できる可能性は近い。

 

これを逃せばチャンスが遠のいてしまう可能性があるだけに大事な一戦に目が離せない。